データベースを管理するコンピュータシステムを**データベースマネジメントシステム(DBMS)**という。携帯のアドレス帳なんかもデータベースである。
DBMSの種類
- 階層型データベース
- リレーショナルデータベース(RDBMS)
- 関係データベース
- 最も使用されている
- 列と行からなる2次元表のような形式でデータを管理する
- SQLという言語を使ってデータを操作する
- 代表的なRDBMS
- Oracle Database
- SQL Server
- DB2
- PostgreSQL
- MySQL
- オブジェクト指向データベース
- XMLデータベース
- XML:HTMLのタグのようなものでデータ構造を表現する言語
- キー・バリュー型データストア
- 検索に使うキーと値の組み合わせだけの単純な形でデータを保存するデータベース
- Googleなどの検索するWebサービスで使われている
データベースの構成
RDBMSのシステム構成はクライアント/サーバ型と呼ばれる形態が一般的。
- クライアントがSQLを通して欲しいデータの要求をサーバ(RDBMS)に行う。
- サーバはデータベースからデータを取得
- サーバは取得したデータを指示された内容でデータを書き換えてクライアントに返す
RDBMSはSQL文の内容に従って、要求されたデータを取得したり、データベースに保存されているデータを書き換えたりする。
RDBMSはテーブルでデータを管理している。1つのデータベースの中には、複数のテーブルを保存できる。
テーブルの列はカラムと呼ばれ、テーブルに保管するデータ項目を表す。(商品名、値段などの項目)
テーブルの行はレコードと呼ばれ、1件のデータに相当する。
RDBMSでは必ず行単位でデータを読み書きする!
1つのセルの中には、1つのデータしか入れられない!